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家づくりの思い

 

家つくりの思い

 

キーワードは「少ないエネルギーで温度・湿度をキープできる暖かい家

 

皆さんは家を建てようとする時に、何を重視しますか?

 

確かに「家族の幸せ」を願い生活様式の変化に対応していくためには、上記の様な直接簡単に目で見て確かめられる「ハード面」も重要なポイントだと思います。

しかしそれだけの検討だけでは、実際に家が完成し住んでみてから直面すると思われる問題点、冬 家の中を移動する時に寒い、脱衣所・便所・お風呂が寒い、結露がする等「ソフト面」に対する問題点が家に対する不満としてすぐに具現化してきます。

それではもう遅いのです。後悔しないように、しっかり「ソフト面」を重要視する事が大切なのです。つまり、家全体を「少ないエネルギーで温度・湿度をキープできる暖かい家」を重視しつつ、考えつくることです。

「ソフト面」を重視するためには、家に「温度・湿度」を調整できる性能が必要になります。 感覚には個人差がありますが、家の中の換気計画が十分になされ、冬季には「22℃・湿度40%以上」、梅雨時期・夏期には「28℃・湿度65%以下」という状態が人にとって寒くもなく、暑くもなくという状態でストレスを感じない環境の中で生活が送れる状態だと思います。しかも24時間全館冷暖房で少ないエネルギーで稼働する事も重要です。

 

実際に「暖かい家」に住んでいる方からの実験体を通した御感想です

 

「暖かい家」のメリット
 

•情緒が安定し家族が明るくなった
•子供の勉強をする環境がよい
•子供のぜんそくが治った
•朝寒い時も簡単に布団から出られる
•お風呂には入るときに脱衣所に行っても寒くない
•コタツがいらなく一年中薄布団でよい
•料理をする時につらくない
•一年中薄着でいられるので肩こりがなく、生活がしやすい
•風邪を引きにくくなった
•冷暖房費が安い
•一年中家の中で洗濯物が干せるので天候に左右されない(梅雨の時も湿気を感じない)
•結露がないのでハウスダストが少なく掃除が楽
•空気がきれいでいやな臭いがない
•夜中 便所に行くときにつらくない
•腰痛や神経痛が和らいだ
•両親の介護が楽になった
•夏に寝苦しくない

 

「暖かい家」のデメリット


•外に出る時に着る物を注意しなければいけない(薄着でいるので外気温を確認する)
•冬野菜類のいたみが少し早い(冷蔵庫に入れておく)
•換気・温度管理の機械の管理が心配(工務店がメンテナンスをします)
•環境がよいのでお年寄りが長生きする(冗談だそうです)

上記のように「暖かい家」にする事を重視して家づくりをする事が、いかに大切なるかとおわかりになると思います。

全てがそうとは言いませんが、形や表面の良し悪しは、その時には新製品で高価で見てくれが良い物でも、いずれ劣化しますし新製品もすぐにできてきます。 家を「暖かい家」にした事による性能は、何年たってもほとんど劣化しませんので家族に対して心地よい生活環境が、維持できるのです。

 

 

家を考える事の中で重要なことは、「暖かさと暖房費」「涼しさと冷房費」等、住んでから直面する温熱環境・健康・快適性・経済性なのです。